実際のユーザーに話を聞き、何を必要としているかを知ること。作る前にも、作ったあとにも聞く。
ノートアプリの場合:学生5人との短い通話で、いちばんの悩みは古いメモを探しにくいことだと分かりました。
フィールドガイド:一度読んだら、あとは引いて使う
ノートアプリづくりに関わるのは6領域の30分野で、小さなチームなら今は16分野、残りは後回しにできます。
第1章 / 全3章、約1分
仕事は左から右へ進みます。各領域は、仕事を次の領域に引き渡します。領域ごとのバーは、そのうち今すぐ必要な分野の割合を示します。
つまり:いまのノートアプリは「作る」の段階です。「リリースして動かす」の大半は後回しにできますが、バックアップだけは別です。
この章のポイント:デザインが決め、開発が作り、運用が動かします。
第2章 / 全3章、約1分
おさらい:デザインが決め、開発が作り、運用が動かします。
1人で作る場合、この4つの間違いは表に出にくく、取り返しもつきにくいです。タップすると、その項目を読めます。
後回しにできるもの:多言語対応、コストの調整、エラー追跡です。実際にユーザーが使い始めてから役に立ちます。
つまり:失敗に気づきにくく、痛手の大きい分野から手を付けます。
この章のポイント:失敗に気づきにくく、痛手の大きい分野から手を付けます。
第3章 / 全3章、約1分
おさらい:失敗に気づきにくく、痛手の大きい分野から手を付けます。
名前、説明、例のどれからでも検索できます。フィルターは「今すぐ」から始まり、隠している項目の数をいつも表示します。
実際のユーザーに話を聞き、何を必要としているかを知ること。作る前にも、作ったあとにも聞く。
ノートアプリの場合:学生5人との短い通話で、いちばんの悩みは古いメモを探しにくいことだと分かりました。
何を、誰のために作るか、何を作らないかを選ぶこと。
ノートアプリの場合:個人でメモを取る人向けで、チーム向けではありません。
ものの名前のつけ方、まとめ方、見つけ方。
ノートアプリの場合:メモはノートに入れ、タグはノートをまたいで付けられます。
関連項目: 検索
タップや入力、操作ミスに対して、画面がどう反応するか。
ノートアプリの場合:メモを削除すると、10秒間だけ「取り消す」バーが出ます。
画面に出る言葉のこと。ラベル、メッセージ、口調。
ノートアプリの場合:エラーメッセージは、何が起きたかと次にすることを伝えます。
画面を、再利用でき、安全に変更できる部品に分ける考え方。
ノートアプリの場合:エディタ、メモ一覧、サイドバーは別々のコンポーネントです。
画面上のデータをどこに置くかを決め、どの表示も同じ内容に保つこと。
ノートアプリの場合:メモの名前を変えると、一覧と開いているエディタが同時に更新されます。
ブラウザがサーバーにデータを求め、受け取った結果を使い回す仕組み。
ノートアプリの場合:先にメモ一覧を読み込み、本文はメモを開いたときに読み込みます。
関連項目: API 設計
ページの表示の速さと、操作したときの滑らかさ。
ノートアプリの場合:エディタは一覧のあとに読み込むので、最初の画面が早く出ます。
関連項目: パフォーマンス
画面が期待どおりに動くかを、自動で確かめる仕組み。
ノートアプリの場合:テストの1つは、メモを開いて編集し、変更が表示されるかを確かめます。
ブラウザとサーバーがやり取りするときの取り決め。
ノートアプリの場合:メモを変更するリクエストには、必ずそのメモのバージョン番号が付きます。
関連項目: データ取得
情報の形と保存のしかたを、正しさを保てるように決めること。
ノートアプリの場合:メモは1つのノートに属し、タグは何個でも付けられます。
2台の端末のコピーを同じ状態に保ち、食い違ったときの扱いを決めること。
ノートアプリの場合:スマホとパソコンで同じメモを編集すると、両方のバージョンを残します。
メール送信や後片付けなど、サーバーがあとでまとめて行う処理。
ノートアプリの場合:毎晩のジョブで、ゴミ箱に入って30日たったメモを削除します。
大量の文章の中から、言葉をすばやく見つけること。
ノートアプリの場合:検索の対象はタイトルと本文で、大文字と小文字は区別しません。
関連項目: 情報設計
パスワードやコード、パスキーで、本人であることを確かめること。
ノートアプリの場合:メールで届くリンクからログインするので、パスワードを忘れる心配がありません。
関連項目: アクセス制御
誰が何を見られるか、変更できるかを決めること。
ノートアプリの場合:共有ノートでは、ゲストはメモを読めますが、削除はできません。
関連項目: ログイン
データを読めない形に変えて、正しい相手だけが読めるようにすること。
ノートアプリの場合:メモはサーバー上で暗号化し、鍵は別の場所に保管します。
個人データはできるだけ集めず、何を集めるかをはっきり示すこと。
ノートアプリの場合:アプリが保存するのはメールアドレスだけで、それ以外の個人情報は持ちません。
アプリが頼るライブラリを、最新で信頼できる状態に保つこと。
ノートアプリの場合:毎週の確認で、古くなったライブラリと、既知のセキュリティ上の問題を一覧にします。
変更のたびにテストとパッケージ化を自動で実行し、毎回同じリリースを作れるようにするスクリプト。
ノートアプリの場合: main ブランチに変更が入るたびに、テストとビルドが実行されます。
アプリをユーザーに届けるサーバーとネットワーク。
ノートアプリの場合:小さなサーバー1台とデータベース1つで、アプリ全体をまかなっています。
元のデータとは別に保管するコピーと、それを復元する練習。
ノートアプリの場合:データベースのコピーを毎晩保存していますが、復元を試した人はまだいません。
動いているアプリを見守り、壊れたら知らせを受け取ること。
ノートアプリの場合:まだ何も監視していないので、問題が起きてもユーザーから聞いて初めて知ります。
関連項目: エラー追跡
ユーザーが遭遇したエラーを記録し、多いものから先に並ぶようにまとめること。
ノートアプリの場合:保存に失敗したときは、メモの本文を除いて記録します。
関連項目: 監視とアラート
キーボードやスクリーンリーダーを使う人も含め、誰でもアプリを使えるようにすること。
ノートアプリの場合:どのボタンもキーボードで操作でき、文字はコントラストの基準を満たしています。
タップしてから結果が出るまで、体験全体がどれだけ速く感じられるか。
ノートアプリの場合:スマホでメモを開くのに、0.5秒もかからないようにします。
関連項目: フロントエンドのパフォーマンス
アプリの仕組みと、そう決めた理由を書き残したもの。
ノートアプリの場合:短いファイルに、アプリの動かし方とデータの置き場所をまとめています。
アプリの運用にかかる費用と、利用が増えたときの伸び方。
ノートアプリの場合:ホスティング費用は、最初の1,000人までで月10ドルほどです。
ほかの言語や日付の書式、文字の向きに対応すること。
ノートアプリの場合:今のところ英語のみで、文言はすべて1つのファイルにまとめています。
つまり:どの分野も検索すればすぐ見つかり、各項目にはアプリのどこに出てくるかが書いてあります。
この章のポイント:どの分野も、検索すればすぐ見つかります。